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ミニマル・ミュージックの元祖、Steve Reich来日!四大ミニマルから学ぶ反復の快楽。

2016/11/28

ミニマル・ミュージックとは一体なんだろう?
昨今の音楽界ではミニマル・テクノやミニマル・メロウという言葉も浸透してわりと親しみのある言葉になったミニマル。
ミニマルとは最小限のこと。
音数を最小限に留め、空間を埋めず、あえて際立たせる。
そう、それも正解だ。
しかし今回の焦点は音の動きを最小限に抑えて反復させること。
反復はいつの間にか、気づかぬ間に高揚感を帯びて僕らを刺激する。
反復、反復、反復。
我に返る間もなく体が脳が反応し快楽の世界に引き込まれていく。
さあ、未体験ゾーン突入でお楽しみください。

スティーヴ・ライヒが4年振りに来日する。
前回の公演『Drumming』ではすっかりヤられてしまった記憶がある。
むしろヤられてしまった以外の記憶は殆どない。
それほど凄く、圧倒され、演奏に飲み込まれてしまったのだ。

Steve Reich Drumming - Portland Percussion Group

見ていただければわかると思うが、約17分間、ひたすらタイコを叩いている。
最初はひとりで一音、次はもう一人現れてもう一音、また一人増えてもう一音、また一人加わり一音、最初の人がもう一音足して、次の人がもう一音足して、、、
反復しながらどんどん音数が増えていく。
もちろん減ることもある。
その緩急、ズレ(狙ってズラしているズレ)が反復に乗っかりどんどん高揚させていく。
ちなみにこれはパート1。
全部でパート4まであり、パート2ではマリンバと声、パート3では鉄琴、パート4では全て楽器が入り、反復しまくりのノンストップ約1時間のトリップ。
見事に小宇宙に連れていかれてしまいます。。

このスティーヴ・ライヒは四大ミニマル音楽作曲家の1人とされています。
そう、こんなすんごい人が4人もいるんです。
Steve Reich、Terry Riley、Philip Glass、La Monte Young。
一人一人紹介していこうと思いますが、
そもそもこのミニマル音楽ってジャンルはなんなの?って疑問に思う方もいるでしょう。
もちろんロックではありません。テクノでもありません。
大きく分けるとクラシックです。
さらに言うとクラシックの中の現代音楽に属します。
現代音楽なんてーと小難しいイメージがありますが(ちょっとだけディープに音楽を楽しもう!でチラッと紹介しています)、なんてことはない。
頭の中を空っぽにしてボケーっとしながら音に身を委ねてみましょう。
あら不思議!いつの間にか気持ちよくなってきているよぉぉぉぉー!
ってな具合です。

Steve Reich, "Music for 18 Musicians" - FULL PERFORMANCE with eighth blackbird

スティーヴ・ライヒの代表曲の1つ、「18人の音楽家のための音楽」
【パルス(Pulse)】【セクション(Sections ) I 〜 XI 】【パルス】の全13セクションで構成され、「パルス」は1/4拍子、「セクション」は6/4拍子。
反復反復の中にもしっかり構成があり、ヴィブラフォンが展開を先導しています。
演奏する側はとにかくしっかりきっちり、頭も使ってやっていますが、聴く側はそんな小難しく考えず聴いてみてください。
反復の中の高揚感にヤられていつの間にか気持ちよくなってます。

Terry Riley & Friends – In C – Boiler Room Amsterdam Live Performance

お次は2014年に来日公演も記憶に新しいテリー・ライリーの代表曲「In C」
ヒゲのおじいちゃんがライリーです。
中東弦楽器からはじまり、生命力のあるのっしりとした弦楽器が重なり、増えて、混ざり上昇していく。
反復の増幅に歓喜し、ホルンが入る頃には全米が涙する。
素晴らしいの一言です。

La Monte Young - The Second Dream of the High-Tension Line Stepdown Transformer

ラモンテヤングの「高圧送電線の降圧用変電器が見る第二の夢」
ヤングのミニマルは持続音にあり。見事なドローンっぷりです。
8本のトランペットがただただ響く。
使われている音はド、ファ。#ファ、ソの4つ。
音の響きが中毒性抜群で音から抜けられなくなります。

Philip Glass - Music With Changing Parts

最後はフィリップグラスの初期ミニマル傑作「変化する部分を持つ音楽」
電子オルガンのパルスから反復反復でいつの間にか物凄い疾走感を帯びながら宇宙へ飛んでいくノンストップ61分の旅。
最後はブチ上げていきます。
満腹です。

さて今回は全5曲で3時間40分程のロング.verでお届けしました。
フル尺で聴くのに最適なのは休日の朝。
寝起きで流して、また布団に戻るって聴くと、とてつもなく幸せな時間が過ごせると思います。

 

スティーヴ・ライヒ
80th ANNIVERSARY

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